ニュース 建設 作成日:2017年4月26日_記事番号:T00070223
内政部の統計によると、2013~15年の3年間、住宅建設許可数が累計36万3,000戸と高い水準で推移。これら物件が17~18年に相次いで竣工を迎える見通しとなっており、市場では一部開発業者が価格を引き下げて販売増を図るとの懸念が浮上している。18年には住宅価格の下落がさらに顕著となると予想される。26日付工商時報が報じた。
統計によると、13年の住宅建設許可数は13万3,000戸と過去11年で最多を記録。その後、14年は12万3,000戸、15年は10万6,000戸と10万戸を超える水準が続き、16年になってようやく7万9,000戸に減少した。
これら物件は15~18年に竣工し、使用許可の申請が行われるとみられていたが、不動産市場の市況低迷を受けて開発業者が工期を遅らせたことから16年の住宅使用許可数は予想を大きく下回った。しかし今年から来年にかけて使用許可数は10万~12万戸に上ると見込まれ、開発業者にとって販売圧力が大きく高まる見通しだ。
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