ニュース 運輸 作成日:2017年4月26日_記事番号:T00070229
交通部民用航空局(民航局)は、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)に対し、老朽機体による故障発生に加え、運航の遅れが相次いでいるとして、3月末時点で同社の総飛行時間数を月1,300時間までに制限する総量規制を実施したことを明らかにした。26日付中国時報が伝えた。
航空会社が民航局から総飛行時間数の削減を命じられるのは初めてだ。改善が見られれば規制は解除される。
遠東航空は「既に輸送能力改善計画を提出済みだ。民航局の決定を尊重する」とコメントした。
民航局が内外航空各社による今年1~3月の遅延率を集計したところ、遠東航空は5.73%でワーストワンだった。
民航局によると、遠東航空は現在8機の機体を保有しているが、機齢は平均23年で、うち2機は老朽化を理由に台湾以外への飛行が禁止されている。残る6機のうち4機は香港の飛行情報区内と日本の一部空港で着陸が禁じられている。
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