ニュース 電子 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070242
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の顔博文執行長はこのほど、28ナノメートルプロセス製造について第1四半期の売上高構成比が昨年第4四半期の22%から17%まで縮小しており、需要に疲弊感が出ていると指摘。さらに第2四半期は15%前後まで低下すると予想される中、同社は来年、台湾積体電路製造(TSMC)と同様、28ナノプロセスの「究極版」と位置付けられる22ナノプロセスを導入することを検討しているもようだ。27日付電子時報が報じた。
UMCは第1四半期、12インチウエハー工場における通信、モノのインターネット(IoT)向け、およびコンシューマ電子製品向け成熟プロセスにおける需要が好調で、稼働率は96%を維持。同期連結売上高も前年同期比8.8%増の374億2,000万台湾元(約1,380億円)となった。
ただ、28ナノプロセスの業績への貢献度が低下していることについて顔執行長は「先進プロセスが既に28ナノから14ナノに移行しているため」と指摘。同社14ナノプロセス製品の出荷は今期より増加するとの見通しを示した。
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