ニュース 電子 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070243
DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の第1四半期売上高は前期比1.1%増の122億3,100万台湾元(約450億円)で、DRAMの平均販売価格は20.1%の上昇を記録した。ただ李培瑛総経理は26日、第2四半期のDRAM価格については、上昇幅が10%以内に縮小するとの見通しを示した。27日付電子時報が報じた。
また同社の第1四半期純利益は32億7,500万元で、純利益率は26.8%。華亜科技(イノテラ・メモリーズ)株の売却益を差し引いた前期の純利益率17.4%と比較し、9.4ポイントの上昇となった。
このほか李総経理は、DRAMの需給バランスの見通しについて、3次元(3D)NAND型フラッシュメモリー供給状況によると指摘。同製品が供給過剰に転じた場合、海外大手メモリーメーカーによる設備投資先がDRAMに向かうとの見方を示した。
またミドル~ハイエンド・スマートフォンはディスプレイの高解像度化、ディアルカメラ機能が加わっていることからメモリー容量は4~6ギガバイト(GB)以上となっており、DRAM需要を押し上げていると語った。
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