ニュース 建設 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070251
不動産価格比較サイトの屋比(ウービー)によると、第1四半期の台湾全土の不動産仲介会社の雇用者数は合計4万3,500人(前年同期比4.8%減)で、1年10カ月連続で減少し、過去3年7カ月で最低だった。不動産景気の回復はまだ雇用に反映されていないようだ。27日付工商時報が報じた。
台北市にある不動産仲介会社の第1四半期の被雇用者数は合計8,748人で、前年同期比0.3%減だった。一方、成約件数は5,197件で30.6%増加し、1人当たりの成約件数は通期で平均0.6件と、0.1ポイント上昇した。新北市でも被雇用者数は8,108人で0.6%減。これに対し成約件数は1万1,981件で、68.5%増え、1人当たりの成約件数は平均1.5件と0.6ポイント上昇した。台中市も被雇用者数は4,708人で1.6%減だった一方、成約件数は8,622件で37.3%増だった。
屋比創業者の葉国華氏は、建物の年間売買移転件数は昨年の24万5,000件で底を打ち、今年は前年比1~2割増加すると予測した。現在の不動産仲介会社の雇用者数から計算すると、1人当りの成約件数は通年で平均6~7件となる見通しだ。
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