ニュース 商業・サービス 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070253
全家便利商店(台湾ファミリーマート)の呉雅卿商品部長は、プライベートブランド(PB)「ファミリーマートコレクション」の売上高は昨年30億台湾元(約110億円)に達し、前年比3割増加したと明らかにした。今年は量より質を重視する戦略で1割増収を目指す。27日付工商時報が報じた。
台湾ファミリーマートは2013年に日本から輸入したファミリーマートコレクションのスナック類240万袋、14~15年はペットボトル入りミネラルウォーター2,300万本を販売。昨年は茶葉が入っている容器入り茶飲料「冷圧鮮萃茶」300万本、光隆実業と日本のファッションデザイナーの倉石一樹氏と共同開発したダウンベスト3万着を売り上げた。現在はPB商品約190品目を扱っている。
今年3月に発売した容器入り黒米ドリンク「紫米米漿」とサツマイモと米から作った容器入りドリンク「地瓜米漿」は1カ月で30万本売れた。5月にマンゴージュース、6月にはマンゴー、キウイ、レモンなどのドライフルーツを使ったお菓子を発売する計画だ。
呉商品部長は、昨年のファミリーマートコレクション売上高のうち無添加、低添加食品が3割を占めたことから、消費者が素材本来の味を求める傾向にあると分析した。
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