ニュース 金融 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070254
金融持ち株会社、中華開発金融控股(開発金)は26日に開催した業績説明会で、傘下の凱基商業銀行(KGIバンク)について、中国における消費拡大に伴う与信業務の需要増を好感し、同国の江蘇銀行などと共同で消費者金融会社「江蘇蘇銀凱基消費金融」(仮称)を設立すると表明した。凱基銀行の出資額は2億人民元(約7億4,000万円)で出資比率は33.4%となる見込み。早ければ今年末に確定する見通しだ。27日付工商時報が報じた。
なお開発金の2016年純利益は59億2,300万台湾元(約23億円)で、子会社別の貢献度は凱基銀行が50%、証券会社の凱基証券(KGIセキュリティーズ)が28%、資産管理の中華開発資本(CDIBキャピタルグループ)が22%となった。
凱基銀行の昨年の利益について開発金は、個人向けおよび企業向け金融業務、金融マーケット業務のいずれも成長したと説明。今年も預金規模、資産規模が拡大し、資金運用効果も向上するとの見通しを示した。
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