ニュース 金融 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070255
台湾元の対米ドル相場は26日、投機筋による台湾元買いが入り、昼ごろに一時1米ドル=30元を超える元高を記録した。午後からは米ドルに買い戻しの動きが入り、結局前日比0.01元の台湾元高となる30.151元で取引を終えた。5日連続の台湾元高進行で、約2年半ぶりの台湾元高水準となった。27日付工商時報が伝えた。
26日は投機資金の流入で、売買代金が過去2カ月で最高の17億4,100万元まで膨らんだ。市場関係者は「北朝鮮情勢が平穏で新たな突発事件が伝えられない中、アジア通貨は下落または横ばいで推移したが、台湾元にはホットマネーが流入し、上値を探る展開が続いている」と指摘した。
投機資金の流入が短期的には止まらず、月末の締め時期にかけては貿易業者によるドル売りも控えているため、市場関係者は「30元の大台は守り切れない」とみている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722