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ダイオキシン卵の出荷元、彰化・鴻彰養鶏場と判明


ニュース 農林水産 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070257

ダイオキシン卵の出荷元、彰化・鴻彰養鶏場と判明

 苗栗県の卸売業者が仕入れた鶏卵から規制値の2倍を超えるダイオキシンが検出された問題で、衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)は26日、出荷元を調べたところ、彰化県芳苑郷の養鶏場「鴻彰畜牧場」で卵から基準値を上回るダイオキシンを検出した。近く在庫の卵15トンを処分するほか、飼育されているニワトリ4万羽を殺処分する。27日付自由時報が伝えた。

/date/2017/04/27/14Egg_2.jpg農委会畜牧処の王忠恕副処長は、問題のなかった養鶏場からの鶏卵出荷禁止措置を即刻解除したと話した(26日=中央社)

 TFDAの調べで流通元は判明したが、汚染源はいまだにはっきりしない。TFDAと行政院環境保護署(環保署)、行政院農業委員会(農委会)による共同調査班の検査では、飼料、水、空気のいずれも異常がなかった。唯一土壌のサンプル検査結果は判明が5月初めにずれ込む。

 農委会担当者は「環境と飼料が汚染されていないかどうか、2日以内に鴻彰畜牧場で再検査を実施する」と説明した。