中華民国対外貿易発展協会（外貿協会、TAITRA）は26日、台湾企業のインド進出を支援する「印度中心（インドセンター）」の開所式典を行った。27日付経済日報が報じた。
式典にはインドの対台湾窓口機関、インド台北協会（ＩＴＡ）からスリダラン会長（右）も出席した（TAITRAリリースより）
黄志芳TAITRA董事長は式典のあいさつで、インドセンターには台湾企業のインド市場開拓を支援するプロジェクトチームと、インド市場の調査を行うリサーチ室を設けたと説明。同センターの設立は蔡英文政権の「新南向政策」における重要なマイルストーンだと話した。
アジア開発銀行（ＡＤＢ）によると、インドの17年国内総生産（ＧＤＰ）成長率予測は7.4％、18年は7.6％と、中国や東南アジア諸国連合（ASEAN）を大きく上回る。
