ニュース 電子 作成日:2017年4月28日_記事番号:T00070270
ガラスレンズやレンズ製品の組み立てを手掛ける光学デバイスメーカー、佳凌科技(カリン・テクノロジー)の劉嘉彬董事長はこのほど、7年前に参入した車載用レンズ事業について、今年は売上高構成比が25%に拡大するとの見通しを示した。その上で、将来的には中国の舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)に次ぐ、業界世界2位の地位を獲得したいとの抱負を語った。28日付工商時報が報じた。
佳凌科技はかつて日本のデジタルカメラ大手、キヤノンからの受注が売上高の98%を占めていたが、デジカメ産業にかかる重圧や単一顧客への依存を避けるため、新たな分野への参入を検討。その後、携帯電話用レンズ市場への参入も試みたが、先行きを懸念し、車載用市場への注力を選択したという。
劉董事長は、車載用レンズ事業については「OE(純正部品)市場をターゲットとし、アフターマーケット(AM)向け製品は手掛けない」との方針を取り、さらに主要顧客を大手自動車メーカーに限ることで中間業者に利益が奪われることなく、最先端の製品開発に関わることができると強調した。
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