ニュース 食品 作成日:2017年4月28日_記事番号:T00070272
オリーブ油に安価な植物油や着色料を使用しながら、純粋なオリーブ油であるかのように不当表示して販売し、商品不当表示の罪や詐欺罪に問われた食品大手、味全食品工業の元董事長、魏応充被告に対し、二審の智慧財産法院(知的財産裁判所)は26日、懲役2年の実刑判決を言い渡し確定した。また、法人として起訴された味全の不法利得約3,292万台湾元(約1億2,000万円)を没収するとした。28日付聯合報が伝えた。
魏被告は一審の台北地方法院で懲役4年の判決を受けていた。着色剤の銅クロロフィルを混ぜた食用油を大統長基食品廠から調達した上で販売した部分については逆転無罪となった。一連の頂新食用油事件で魏被告の刑が確定したのは初めて。
魏被告は判決後、弁護士を通じコメントを発表し、「やましいことはないが、安らかな心で向き合い、全ての困難を背負っていく」と表明。弁護士は今後再審請求や非常上告の可能性を検討していくと説明した。
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