ニュース 医薬 作成日:2017年4月28日_記事番号:T00070274
スイスの世界的製薬会社、ロシュでかつて上級副社長などの役職を務めた台湾出身の楊育民氏が設立した新会社、育世博と震泰生医がこのほど、2020年に市場規模が150億米ドルに成長すると見込まれる、新たながん免疫治療法「CART療法」に関する商機獲得を目指し、提携を結んだ。28日付工商時報が報じた。
育世博は、楊育民氏と米国でバイオメディカル関連のベンチャー企業を起業した蕭世嘉氏が昨年末に設立した企業で、がん免疫治療に関する技術や新薬の開発を手掛けている。
一方、震泰生医は、血管新生研究の第一人者で元ハーバード大学教授の故ジュダ・フォークマン博士の下で医薬品の開発を行った経験を持ち、かつて中天生物科技(マイクロバイオ)傘下の抗体新薬大手、泉盛生物科技(ファウンテン・バイオファーマ)や協和新薬(Synovel Biosciences)に在籍した李冬陽氏が立ち上げた。
両社が開発する次世代技術は世界的に注目を集めており、米ボストンの企業支援組織や鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が創設した慈善団体の永齢健康基金会による支援を受けている。
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