ニュース 金融 作成日:2017年4月28日_記事番号:T00070276
凱基商業銀行(KGIバンク)、永豊商業銀行(バンク・シノパック)は27日、エコ関連投資を行うための「グリーンボンド」の発行資格を取得した。うち凱基銀は金融監督管理委員会(金管会)に対し、5月末までに初のグリーンボンドを10億台湾元(約37億円)規模で発行する方向で申請を行った。28日付経済日報が伝えた。
凱基銀はエコ産業の中長期資金融資に充てる目的でグリーンボンドを発行する。
グリーンボンドとは、企業や自治体が再生可能エネルギーや建物の省エネ化などへの資金を調達するために発行する債券を指す。調達資金の用途が風力発電、太陽光発電などのエコ分野に限定されていることが特徴だ。グリーンボンドの表面金利は通常、相場を下回る水準で決まり、10年以上の長期債が多い。機関投資家も企業の社会的責任(CSR)という観点から運用資金の一定割合をグリーンボンドに投資するケースが増えている。
銀行は本来、エコ産業には属さないが、銀行がエコ産業への資金供給に充てる目的で債券を発行する場合もグリーンボンドの要件を満たす。
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