ニュース その他分野 作成日:2017年4月28日_記事番号:T00070277
行政院主計総処は28日、第1四半期の国民所得統計(速報値)を発表し、実質域内総生産(GDP)成長率は前年同期比2.56%増となり、2月時点での予測(2.45%)を0.11ポイント上回った。28日付自由時報が報じた。
商品輸出が米ドル建てで15.07%増と、2011年第2四半期以来の高い伸びとなり、特に電子部品の輸出が19.24%増と好調だったことから、商品・サービスを合計した全体で輸出は6.99%伸びた。ただ、2月時点の予測(7.75%増)は下回った。
個人消費では、自動車の新規登録台数が0.99%増にとどまったほか、暖冬の影響で衣料販売が低迷。スマートフォンの販売も伸び悩み、小売売上高は0.64%減少した。減少は15年第4四半期以来。飲食業の売上高は3.22%増加した。その結果、個人消費は全体で1.62%伸び、2月時点の予測(1.68%増)をわずかに下回った。
資本設備の輸入が13.51%伸びるなどして、資本形成(官民による設備投資や在庫変動)は8.1%の伸びとなり、2月時点の予測(7.11%増)を上回った。
主計総処の黄偉傑専門委員は「今年のGDP成長率を1.92%と予想していたが、第1四半期の成長率が予想を上回ったことで、通年の成長率が0.03ポイント押し上げられる」との見方を示した。
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