ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

味丹の飲料水、シェア25%目指す


ニュース 食品 作成日:2008年4月25日_記事番号:T00007028

味丹の飲料水、シェア25%目指す

 
 飲料水市場で台湾首位の味丹企業集団(ベダン)は、4億台湾元(約13億8,000万円)の投資による工場増設や、ホテルとの提携などで、今年の市場シェアを25%まで引き上げたい考えだ。2月のシェアは22.1%だった。25日付工商時報が報じた。
T000070281

 
 味丹の飲料水は、傘下の群岳企業が南投県埔里で生産している。年産能力は300万ケース、現在3本の生産ラインはフル稼働しているという。今後、5,000平方メートルの用地に工場1基を増設する予定で、現在経済部工業局が審査中だ。

 販売については、コンビニエンスストアなどの販路を引き続き拡大するほか、ホテルへの納入を積極的に展開していく考えだ。福華大飯店(ハワードホテル)や晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)など数社と既に契約したという。

 同社の昨年の売上高は110億元。飲料水はこのうち6億8,000万元を占め、今年は前年比6~8%の成長を見込む。