ニュース その他分野 作成日:2017年4月28日_記事番号:T00070280
行政院主計総処が27日発表した国富統計によると、台湾の国富は2015年末現在で244兆1,000億台湾元(約900兆円)で、前年末に比べ4.99%増加した。生命保険や退職金などを除いた1世帯当たりの平均純資産額は1,123万元で前年比31万元増え、過去最高となった。土地公示現値(路線価に相当)の上昇で不動産の資産額が27万元増えたことが要因だ。28日付工商時報が報じた。
主計総処国勢普査処の潘寧馨副処長は、家庭の資産のうち不動産が4割、金融資産が5割以上を占めると説明。15年は住宅価格、株価ともに上昇したため、1世帯当たりの平均純資産額を押し上げたと指摘した。
なお、住宅価格上昇に伴うローン増加で15年末の1世帯当たりの平均金融負債額は170万元と前年比2万元増え、過去最高を更新した。
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