ニュース 政治 作成日:2017年4月28日_記事番号:T00070284
トランプ米大統領は米国時間の27日、台湾の蔡英文総統との再度の電話会談を行わない考えを示した。蔡総統はこれに先立ち、ロイター通信とのインタビューで、トランプ大統領と再び直接対話する可能性を排除しないと述べていたが、北朝鮮問題への対応で中国との協力を重視するトランプ大統領本人から直後に拒絶された形だ。ロイター通信などが同日報じた。
ロイター通信の取材に応える蔡総統。米中台の三者関係は結局、以前の枠組みに戻ったといえる(27日=中央社)
トランプ大統領は「習近平中国主席とは非常に良い個人的関係を築けた。彼は大きな局面でわれわれに協力するためにあらゆることをやってくれると感じている。だから今、彼を困らせることはしたくない」と語った。
トランプ大統領は就任前の昨年12月、米台断交後初となる蔡総統との電話会談を行い、「一つの中国」政策に疑問を提起したため中国が反発。しかし就任後の2月に同政策の順守を表明して、今月には米中首脳会談を実現させていた。
なお、蔡総統はロイターに対し、米国からF35ステルス戦闘機を購入する可能性を初めて示唆。また、中国の習主席に対して、大国の指導者としての格式で、中台関係を新たな局面に導くよう呼び掛けた。
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