ニュース 電子 作成日:2017年5月2日_記事番号:T00070291
クアルコムが中国の通信設備メーカー、大唐電信科技と半導体投資ファンドの北京建広資産管理と共同で、7~8月に中国で携帯電話用ICメーカーを設立するとの市場観測が浮上している。主にローエンド市場を狙うとされ、証券会社は、観測が事実であれば台湾の聯発科技(メディアテック)が最初に打撃を受けると指摘した。2日付経済日報が報じた。
新会社は大唐電信科技と北京建広資産管理が折半出資し、クアルコムが技術面での支援を行うとみられ、既に販売協定を交わしたもようだ。携帯電話用ICサプライヤーによると、新会社の製品価格は主に10米ドル以下となる見通し。同価格帯の市場はメディアテックや中国の展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)が注力している。
携帯電話用ICサプライヤーは、主にハイ~ミドルエンド市場に注力するクアルコムは両社との提携を通じ、これまで力を入れていなかったローエンド市場での展開と、中国企業との提携を強化できると指摘した。
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