ニュース 電子 作成日:2017年5月2日_記事番号:T00070293
米ホワイトハウスのストロム報道官は29日、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が27日と28日の2日間にわたってホワイトハウスを訪れ、トランプ大統領と短時間の会談を行った他、大統領の娘婿のクシュナー氏やホワイトハウス米国革新局(OAI)のメンバーと米国への製造業回帰や雇用創出をテーマに協議したと明らかにした。郭董事長は会談後、米国で資本、労働力密集型のハイテク分野に投資する考えを示した。OAIが決定を急いでいるとして、投資時期を数週間以内に明らかにする可能性があると述べた。30日付工商時報などが報じた。
鴻海も同日発表した声明で、米国での生産施設設置の条件と地点について検討を行っており、正式な発表は交渉と政府機関による認可が終わってからと表明した。
郭董事長は今回、シャープの戴正呉社長を伴ってホワイトハウスを訪問しており、業界では、鴻海は米国での液晶パネル工場設置に向けて投資優遇措置を求めたみられている。郭董事長は今年1月、米国にパネル工場を設置する場合、アップルなどの主要顧客による投資を見込め、投資額は70億米ドルを超えるとの見方を示していた。
シャープ、3年ぶり営業黒字
シャープが28日発表した2017年3月期連結決算は営業損益が624億円の黒字となり、3年ぶりに黒字転換した。最終損益は249億円の赤字だったが、前年同期の約10分の1に縮小した。シャープは、コスト削減など構造改革を進めた成果と説明した。
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