ニュース 石油・化学 作成日:2017年5月2日_記事番号:T00070297
李世光経済部長は1日、立法院経済委員会での答弁で、台湾中油(CPC)が米国への投資を検討していることを明らかにした。2日付経済日報が伝えた。
李経済部長(中)は、経済部が把握している限り、台湾積体電路製造(TSMC)に対米投資の計画はないと語った(1日=中央社)
李経済部長は「CPCの対米投資は台米の経済貿易関係に関わる問題だ。米国は過去数年でシェールガスの採掘で大きな進展があり、原料確保面で有利だ。関連する内容について分析を進めている」と述べた。
これについて、CPCの畢淑蒨総経理は「確かに米国のシェールガス分野への投資を検討している」と述べ、先月段階で専門小委員会を設置し、米国に石油化学プラントを設けることを計画していると語った。ただ、生産品目や投資額については未定とした。
CPCは6月にも米国での投資商談会「セレクトUSA」に参加し、現地の政府・企業と投資面での提携を模索する構えだ。
一方、李経済部長は鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が米ホワイトハウスを訪れたことについて、「事前には知らなかった」と述べた。
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