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PECの赤血球増加症治療薬、審査で前進


ニュース 医薬 作成日:2017年5月2日_記事番号:T00070299

PECの赤血球増加症治療薬、審査で前進

 新薬開発会社の薬華医薬(ファーマ・エッセンティア、PEC)は1日、真性赤血球増加症治療薬「P1101」に関連し、提携先のオーストリア企業AOPオーファン・ファーマシューティカルから欧州医薬品庁(EMA)が近くPECの台中工場の実地検査に訪れるとの通知を受けたことを明らかにした。2日付経済日報が伝えた。

 林国鐘執行長(CEO)は「P1101の発売に向けた動きが順調に進んでおり、来年の認可取得が見込まれる」と説明した。

 実地検査は6~9月に実施される予定で、EMAによる集中審査手続きのスケジュールからみて、来年上半期という目標通りに認可を取得できる見通しだという。

 同社関係者は「EMAは厳しい工場検査基準を定めているが、台中工場の実地検査認証が得られれば、量産開始に向け、第3相臨床試験の完了に続くラストワンマイルになる」と話した。