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国泰世華銀がクレカ首位に、コストコ提携で効果【表】


ニュース 金融 作成日:2017年5月2日_記事番号:T00070307

国泰世華銀がクレカ首位に、コストコ提携で効果【表】

 国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の6カ月以内に利用履歴があるクレジットカードが3月末時点で421万枚(有効発行枚数596万枚)と、台湾の銀行で最多となった。第1四半期は有料会員制の米系量販店のコストコ(好市多)、およびガソリンスタンド(GS)を展開する台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)との提携カードが最も多かった。2日付工商時報が報じた。

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 2位は中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)で、389万枚(有効発行枚数606万枚)だった。第1四半期はためたポイントで対話アプリ「LINE」のスタンプを購入したり百貨店などの商品券に交換できる提携カード「LINE Payカード」が最も人気で、同カードの発行枚数は既に40万枚以上に達した。

 3~7位は順に▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)、304万枚▽台新国際商業銀行(台新銀行)、272万枚▽シティバンク(花旗銀行)、243万枚▽台北富邦銀行、172万枚▽永豊商業銀行(バンク・シノパック)、107万枚──だった。上位7行のクレジットカードで申し込みが多い11枚のうち、7枚が特定の商業施設などでの優待、残り4枚はインターネット通販やテレビショッピングなどでのキャッシュバックや割引が主なアピールポイントだ。