ニュース 社会 作成日:2017年5月2日_記事番号:T00070310
日本政府は29日、日台間の友好関係の増進に顕著な貢献があったとして、元台北駐日経済文化代表処代表(駐日代表)の許世楷氏、東元集団(TECO)董事長の黄茂雄氏への旭日重光章授与、台日文化経済協会会長の黄天麟氏への旭日中綬章授与を発表した。重光章の伝達式は5月9日に皇居で行われる。
許世楷氏は台湾大学法学系を卒業後、日本留学中に台湾独立運動に身を投じ、国民党政府のブラックリストに載せられて、約30年間亡命生活を余儀なくされた。1992年にブラックリストが解除されて帰台後、台湾建国党主席に就任するなど独立運動を続けた。陳水扁政権下の04年、台北駐日経済文化代表処代表に任じられ、4年間の在任中に「台湾人観光客の査証免除(ノービザ)の恒久化」、「運転免許証の日台相互承認」を実現した。
黄茂雄氏は中華民国工商協進会(CNAIC)理事長、三三企業交流会副会長として、日台双方の中小企業や自治体等の相互交流を推進。TECO董事長として、日本の食文化・サービス業等の台湾での普及に貢献した。08年の岩手・宮城内陸地震や11年の東日本大震災の復興支援に際しても、多額の義援金の寄附も行っている。
黄天麟氏は、台日文化経済協会の会長として日台の人的交流に積極的に取り組み、日台間の草の根交流の促進に大きく貢献。また、日本研究論文コンテストや大学院生奨学金などを新設するなど、日台関係を担う次世代の人材育成に貢献した。
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