ニュース 電子 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070315
半導体検査装置の中華精測科技(CHPT)の黄水可総経理は2日の業績説明会で、10ナノメートル製造プロセスを対象としたプローブカード業務が同業他社に受注を奪われたとのうわさを否定するとともに、10ナノウエハーテストのソリューションプランで大量出荷が可能になるのは、予定通り今年の下半期との見方を示した。3日付経済日報が報じた。
7ナノウエハーテストソリューションについて黄総経理は、引き続き同社が単独で提供できるとの見通しを示した。現在は顧客がプロセスの検証を行っている段階で、製品の検証には至っていないが、来年は主要顧客の量産に応じてCHPTにとっても売り上げの柱になるとの予想だ。
同社の第1四半期の粗利益率は54%に達し、売り上げの73%を10ナノウエハーテストが占めた。今年は10ナノの売り上げへの貢献が、昨年の14/16ナノを上回るとみている。
今年の設備投資は、機械設備向けが3億5,000万台湾元(約13億円)と昨年よりも1億4,000万元拡大する。受注状況を見ながら、ハイエンドプロセスのテストに必要な設備を引き続き増やしていく方針だ。
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