ニュース 電子 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070317
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)のモバイル機器向け商品担当幹部2人が2013年からシャープの中国・常熟工場に液晶パネルを供給する際、製品を中間業者に不当な安値で出荷し、リベート3,024万台湾元(約1億1,300万円)受け取っていたとして、新北地方法院検察署は2日、背任罪で2人を起訴した。3日付工商時報が伝えた。
イノラックスは当時、財務状態が悪化するシャープから売掛金を回収できなくなるリスクを回避するため、中間業者経由で液晶パネルを供給していた。
起訴された2人は、中間業者に製品を安値で出荷し、最高で10%に達する利益を上げさせ、中間業者は14年8月から15年11月にかけ、現金や送金で2人にリベートを支払っていた。イノラックスは鴻海によるシャープ買収後、2人の不正に気づき、捜査機関に告訴していた。
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