ニュース 電子 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070318
3日付経済日報によると、サムスン電子は今年7月よりLGディスプレイ(LGD)からのテレビ用液晶パネル調達を予定していたが、両社間の交渉が難航しスケジュールが延期となる可能性が高まっている。こうした中、サムスンは友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)からの調達を増やすとみられ、特に第2四半期に新たな生産ラインが稼働するイノラックスが最大の恩恵を受ける見通しだ。
サムスンは昨年末、鴻海精密工業傘下のシャープから突然、テレビ用液晶パネルの供給を今年よりすべて中止すると通告されたことを受け、新たな調達先としてAUO、イノラックス、LGDに協力を求めたとされる。しかし韓国メディア「ビジネスコリア」の報道によると、サムスンは当初、7月よりLGDから70万~100万枚のテレビ用パネルを調達する計画を立て、3月末~4月初頭の供給協定締結を見込んでいたが、現在も依然として合意に至っていないもようだ。
こうした中、第2四半期に量産を開始するイノラックスの第8.6世代新工場は出荷先として従来予定していたシャープにサムスンが加わり、出荷量、売上高とも大幅に向上するとみられている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722