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彩晶の5世代ライン、通年で受注満杯予測


ニュース 電子 作成日:2008年4月25日_記事番号:T00007032

彩晶の5世代ライン、通年で受注満杯予測

 
 瀚宇彩晶(ハンスター)の周定輝総経理は25日、第2四半期の中型パネル出荷枚数は前期比10倍の300万枚を目標とし、第5世代ラインは通年で受注満杯が続くという予測を示した。25日付工商時報などが報じた。

 第1四半期の中型パネルは、ガラス基板投入枚数8,000枚で、出荷枚数は30万枚だった。ガラス基板の目標投入枚数は、第2四半期は8~10インチパネルを相次いで出荷することから3万枚。その後、第3四半期は2万5,000枚、第4四半期は4万枚とする。中型パネルの生産能力全体に占める割合を、今年の年末時点で30%、来年は50%まで引き上げたい考えだ。

 周同社総経理は、低価格製品は市場の需要が強く、第2四半期の出荷枚数は1~4%の微増で、平均販売価格(ASP)は1~2米ドル上昇すると見込む。

 第1四半期の売上高は192億5,100万台湾元(約662億円)で、粗利益率は20%だった。税引前利益は29億3,700万元、純利益は前年の2倍以上、過去3番目に高い23億5,800万元となった。1株当たりの利益(EPS)は0.46元で、市場予測を上回る好業績だった。また、為替差益が6,200万元にも上った。