ニュース 電子 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070320
アップル製品の動向分析で定評がある凱基証券投資顧問(KGIインベストメント・アドバイザリー)の郭明錤アナリストによると、アップルは6月に開催する開発者イベント「WWDC」で同社初のスマートホーム製品を発表する計画で、同製品は電子機器受託生産大手の英業達(インベンテック)が組み立てるもようだ。インベンテックはノーコメントとした。3日付経済日報などが報じた。
郭アナリストは、同製品は米アマゾン・ドット・コムの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー」に似たもので、人工知能を使った音声ガイド機能「Siri(シリ)」を持つインターネット接続スピーカーと説明。価格は179米ドルと「アマゾン・エコー」より高くなると予想した。
インベンテックはアップルのブルートゥース・イヤホン「AirPods(エアポッド)」を受託生産している。証券会社は、アップルのスマートホーム製品受注が事実であれば、十分な受注量と高い粗利益率が期待できるとして、インベンテックの業績に貢献すると指摘した。また、プリント基板(PCB)大手の華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)や、フレキシブル基板の臻鼎科技控股(ZDT)、台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)などの台湾サプライヤーも恩恵を受けるとの見方を示した。
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