ニュース 運輸 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070332
公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」に類似した新サービス「oBike(オーバイク)」が、今月1日より花蓮市で始まった。4月に台北市の一部で試験導入された際は駐輪をめぐるトラブルでサービスが中断されたが、花蓮市でも依然同様の問題が起きているようだ。3日付中国時報が報じた。
花蓮市のoBikeサービスは14日まで無料で試乗できる(中央社)
花蓮市では560台でサービスを開始。特定のレンタルステーションで借り出し、返却するYouBikeと異なり、oBikeは合法的な停車エリアであればどこでも乗り捨てができることが特徴だ。ユーザーは携帯電話のアプリで付近に停められているoBikeを見つけて予約、QRコードでロックを解除して15分2台湾元(約7.5円)で利用できる。支払いは携帯電話に登録されたクレジットカードで、900元のデポジットが必要だ。
花蓮市でサービスが始まるや、バイクを停める場所がoBikeに占拠された、oBikeを見つけるための全地球測位システム(GPS)が不正確といった不満の声が聞かれた。
oBikeを展開する奥致網絡科技では、6月までに台北市と新北市で各1,000台を投入し、年末までにそれぞれ2万台規模に拡大することを目指しているが、専門家からは、駐輪場所を管理しない限り、違法駐車や窃盗などの問題が相次ぐとの指摘が挙がっている。
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