ニュース 政治 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070334
国際的なダイヤモンド認証制度「キンバリー・プロセス(KP)」の年次総会が1日、豪州西部のパースで開幕したが、台湾代表団は中国代表団による妨害で歓迎式から退席させられた。3日付自由時報が伝えた。
KPはダイヤの原石が武装勢力の資金源となることを防ぐ目的で、違法ダイヤを国際市場から排除するために始まった原産地証明制度で、台湾はオブザーバーとして参加している。
中国代表団は豪州のビショップ外相がステージで発言しようとした際、ステージ下のマイクを使い、「台湾代表の出席は認められない」などと主張。主催者も会議の進行を優先し、台湾代表団に退席を求めざるを得なかった。
台湾外交部は「中国大陸は台湾の参加を阻止するため、強引に議事手続きを妨害した。こうした不当な行為は台湾住民の反感を買うものだ」として、遺憾を表明。
豪州外務貿易省も「中華台北(台湾)の参加は先例に沿ったもので、豪州の一つの中国政策にも合致している」とし、中国代表団の行為に懸念と遺憾を表明した。
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