ニュース 政治 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070335
蔡英文総統の就任1周年を控え、インターネットメディアの「美麗島電子報」が実施した世論調査によると、蔡総統に対する若者の支持離れが加速していることが分かった。3日付中国時報が伝えた。
蔡総統は就任当初、若者から絶大な支持を受けていたが、20~29歳の年齢層で蔡総統の政権運営に不満だと答えた人は63.3%に上り、就任当初を53.1ポイントも上回った。
回答者全体で見た場合、蔡総統への信任度は「信任している」との回答が40.5%だったのに対し、「信任していない」との回答が43.8%と拮抗(きっこう)した。ただ、満足度を聞いたところ、「不満」との回答が57.1%に達し「満足している」の31.5%を大きく上回った。
このほか、経済状況が良くないとの回答は80.6%に達し、調査担当者は「蔡総統就任1年目の改革は惨敗に終わった」と酷評した。
今回の世論調査は4月26日から28日まで行われ、1,075人から有効回答を得た。
今回の調査結果について、蒋万安立法委員(国民党)は「若者は裏切られたと感じている」と指摘した。
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