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佳能のQ1純利益、34%減少


ニュース 電子 作成日:2008年4月25日_記事番号:T00007034

佳能のQ1純利益、34%減少


 デジタルカメラ大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)の第1四半期の連結売上高は、前年同期比4.76%増の70億9,800万台湾元(約244億円)だった。純利益は3億1,300万元で、前年より33.69%減少した。25日付電子時報が報じた。

 出荷台数は、主な顧客の出荷調整と2月の春節(旧正月)休みの影響で、予測を下回る281万台だった。また、平均販売価格(ASP)が下落したことが、業績に影響した。

 粗利益率は8%で、昨年第4四半期の10.04%から下落した。台湾元レートの上昇のほか、昨年下半期、中小型液晶パネルのオファー価格が上昇したことが原因と光電事業部の曽明仁総経理は指摘した。
 
 第2四半期の売上高と出荷台数は前期を上回る見通しで、今年通年の出荷台数は前年比で300万台増の1,500万台を目指す。上半期40%、下半期60%の販売比率を想定している。