ニュース 運輸 作成日:2017年5月4日_記事番号:T00070361
貨物フォワーダーの台驊国際(THI)は3日、中国・遼寧省大連の港湾運営会社、大連港集団傘下の物流会社、大連港欧陸国際物流と戦略提携の覚書を交わしたと発表した。THIの顔益財董事長は「大連港での海運と鉄道のマルチモーダル(複合一貫)輸送業務を受託することで、今年の業績は昨年を上回る」と話した。4日付経済日報が伝えた。
顔董事長によると、大連港は、中国の習近平政権が提唱する陸と海のシルクロード「一帯一路」構想で、マルチモーダル輸送の入り口になる。大連港は昨年の貨物取扱量が4億3,700万トンで世界11位。また、中国に18カ所ある鉄道コンテナハブの1つで、昨年のマルチモーダル輸送のコンテナ取扱量は、前年比80%増の40万6,000TEU(20フィート標準コンテナ換算)に上った。
大連港欧陸国際物流は大連港の国際コンテナ業務を担当。台湾、日本、韓国、東南アジアからのコンテナを、大連港で中継し、鉄道でロシア、ドイツなどに輸送する際、通関、コンテナの積み替えなどあらゆる関連サービスを提供する。
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