ニュース 運輸 作成日:2017年5月4日_記事番号:T00070362
台北市の光復北路と八徳路の交差点の地下で進められていた(台電、TPC)による工事により、道路の一部に最大約12センチメートルの陥没が発生した問題で、同市交通局は5日午前6時から光復北路の上下2車線が通行可能となるとの見通しを示した。しかし、地下で故障した掘削機の修理または交換には半年を要するとされ、同交差点周辺道路は今後5~6カ月にわたり正常な通行が不能となるとみられる。
復旧を急ぐ事故現場。朝夕のピーク時で1時間当たり6,000台の車両の通行があり、当面不便になる(3日=中央社)
TPCは変電所間の電源ケーブルを連結するため、地下45メートルで掘削作業を行っていたが、4月29日に掘削機が光復北路と八徳路の交差点に差し掛かったところで故障が発生。トンネル内に地下水や砂が染み出した影響で地表に約2センチの陥没が起き、交差点を封鎖して修復作業を進めている。
2日午前に一部車線の通行を再開したものの、その後も陥没は進み、3日の時点で11.8センチまで拡大したため、再度交差点を封鎖。現在、陥没は止まったとみられるが、光復北路で市民大道~南京東路、八徳路で吉祥路~北寧路の区間が封鎖されており、バスを含む車両の走行に迂回(うかい)措置が取られている。
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