ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年5月5日_記事番号:T00070379
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は4日、ベトナム北中部ハティン省の大型製鉄所に対し、10億米ドルの増資を行うと発表した。増資後、台プラグループの出資比率は75.5%に上昇する。また、第2四半期に火入れを予定していると今年初めて表明した。5日付経済日報が報じた。
大型製鉄所、フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)へのこれまでの投資額は105億米ドル。出資比率は▽台プラグループ、70%▽中国鋼鉄(CSC)、25%▽JFEスチール、5%──。増資は、運転資金の確保と環境対策用の設備導入が目的。7月にまず5億米ドル、その後5億ドルを増資する予定だ。CSCとJFEは今回の増資に加わらないが、FHSから毎年200万トンの熱延母材を調達する権利を維持する。
FHSは、2014年に反中暴動で工事が遅れたほか、16年には魚の大量死騒動が発生し、火入れが遅れている。
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