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味全、SQF認証昇級に1千万元


ニュース 食品 作成日:2017年5月5日_記事番号:T00070381

味全、SQF認証昇級に1千万元

 食品大手、味全食品工業は今年、龍潭(桃園市)、斗六(雲林県)、台中の3工場で取得している食品安全・品質管理規格SQF(食品安全システム)の認証を現在の「レベル2」から最高等級に当たる「レベル3」に引き上げるため、1,000万台湾元(約3,700万円)を超える資金を投じる計画だ。5日付経済日報が報じた。

 味全は親グループの頂新国際集団で2014年に発覚した不正食用油事件に絡む不買運動などの影響で、3年連続の赤字に陥っており、厳しい経営状況が続いている。

 こうした中、同社は過去3年間で食の安全に関する国際認証の取得に1億元以上を投じており、昨年は高雄工場でレベル3、その他3工場でレベル2のSQF認証を取得。さらに今年も消費者の信頼回復を目指し、投資を継続する方針だ。