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第3原発2号機、検査中事故で稼働再開に遅れ


ニュース 公益 作成日:2017年5月5日_記事番号:T00070389

第3原発2号機、検査中事故で稼働再開に遅れ

 台湾電力(台電、TPC)は4日、第3原子力発電所(屏東県恒春鎮)2号機(出力95万キロワット)で4月末に定期検査を行っていた際に事故があり、検査完了が当初予定の5月17日から遅れるとの見通しを明らかにした。稼働再開が遅れれば、電力供給に影響が懸念される。5日付聯合報が伝えた。

 事故は原子炉内での作業中に工具が外れ、制御棒の導管が変形したもので、関係者は「初めて発生した故障だが、放射能漏れの恐れはない」と説明した。

 TPCは現在、5月下旬時点の電力の供給予備率を6.99%と予想しているが、仮に第3原発2号機の稼働再開が遅れれば、供給予備率は4.19%まで低下する可能性がある。