ニュース 運輸 作成日:2017年5月5日_記事番号:T00070390
遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は4日、客室乗務員全体の1割以上に当たる17人を解雇した。解雇された客室従業員は、労組を結成して賃上げを求めたところ、予告なく解雇を通告されたとして、不当解雇だと主張している。5日付蘋果日報が伝えた。
元客室乗務員たちは宣伝ビラを折って作った紙飛行機を飛ばして会社側に抗議した(4日=中央社)
台北市政府労働局は、労使紛争の調停中に会社側が一方的に雇用契約を解除することはできないとした上で、調査を進めると説明した。遠東航空に違法行為があれば、最高60万台湾元(約220万円)の罰金を科す方針だ。
これに先立ち、遠東航空の客室乗務員は会社側が勤続満1年経過時に賃金を時給180元から272元に引き上げるとした約束を履行しなかったとして、業界労組の桃園市空服員職業工会の支援を受け、3月23日に遠東航空労組を結成。うち3人は会社側が違約金を免除する条件で離職。残る17人が台北市政府労働局に調停を申し立てていた。
解雇された客室乗務員のうち12人は4日、遠東航空に抗議に訪れた。中にはフライト途中に勤務から外されたと話す人もいた。
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