ニュース その他分野 作成日:2017年5月5日_記事番号:T00070392
経済部投資業務処の王剣平処長は、2016年の民間投資総額は1兆3,400億台湾元(約5兆円)で、うち5億元以上の案件は494件だったと明かした。主な産業はICT(情報通信技術)と金属機電で、今年も1兆元以上が目標と話した。5日付工商時報が報じた。
今年は年初来の民間投資案件は122件で、総額2,809億元。昨年から今年3月にかけて実施された5億元以上の民間投資は616件中で、このうちICTが42.4%、金属機電が34.25%を占めた。
トランプ大統領が米国への製造業回帰を掲げる中、投資業務処は紡織メーカーの宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)と菁華工業(キングホエール)が米国への投資を計画中だと明かした上で、現時点では米国へ工場を移転したという話は聞いていないと説明した。
一方、グリーンエネルギー分野では、25年までに▽デンマーク・DONGエナジー▽マッコーリー▽独インフラベスト──の外国企業3社の投資総額が3,250億元に上る見込みだ。
王処長はさらに、5月中に日本に半導体と電子産業の誘致に向けた訪問団を派遣するほか、10月までに欧州でグリーンエネルギーと機械分野の商談をする計画と明らかにした。
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