ニュース 電子 作成日:2017年5月8日_記事番号:T00070397
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、5月のテレビ用液晶パネル価格は前月比で横ばいとなり、昨年の春節(旧正月)から1年3カ月続いていた上昇が止まった。中国の5月の労働節(メーデー、5月1日)連休に向けた在庫積み増しが終了したためだ。8日付工商時報が報じた。
ウィッツビューの邱宇彬シニア研究協理は、32、40、43インチのテレビパネル価格は昨年以降30~40%上昇したと説明。中小型テレビは売れば売るほど損失となるため、販促を避けた結果、労働節連休の販売台数は前年同期比10%以上縮小したと分析した。
今後の価格動向については、6月は横ばいと予測。下半期は中国での在庫調整が長引けば価格が下落し、在庫が縮小すれば価格が安定すると話し、中国の動向次第との見方を示した。
5月上旬のモニター用パネル価格は、27インチが94.2米ドルと0.3米ドル下落したほか、18.5~21.5インチで0.2~0.3米ドル下落した。21.5インチ以下のパネル価格は今後さらに下落するとみられ、下落幅は5月全体で0.5~1米ドルとなりそうだ。
邱シニア研究協理は、ノートパソコン用パネル価格は、3月、4月と2カ月連続で0.3~0.5米ドル下落したものの、5~6月は新製品が相次ぐため価格が安定し横ばいになると予測した。
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