ニュース 電子 作成日:2017年5月8日_記事番号:T00070400
宏達国際電子(HTC)北アジア区総経理だった董俊良氏が設立した、VR(バーチャルリアリティー)モーションプラットフォームの新会社、懏永銀国際科技(JPW)は5日、6月中旬に台湾の開発業者と共同開発したVRアトラクションが楽しめるトータルソリューションを導入した娯楽施設が、台湾全土15カ所で同時オープンする予定だと明かした。6日付工商時報が報じた。
董氏は、JPW営業1カ月で黒字化を狙う(5日=中央社)
JPWのVRソリューションを採用した娯楽施設は、面積100~150坪にアトラクション装置40~60台を備え、親子で楽しめるVRコンテンツを提供する。コンテンツについては、HTCで長年執行長を務めた周永明(ピーター・チョウ)氏が董事長を務めるVRゲーム開発業者、フューチャータウンのほか、日本のクレッセント(本社・東京都墨田区、小谷創社長)などの作品も採用される。
JPWの董事長兼執行長を務める董氏は、VRは依然、家庭向けには普及が進んでおらず、コンテンツ開発業者は安定した収入が見込めないことから撤退を迫られていると指摘。一方、同産業にとってほぼ唯一の収入源となっているVR娯楽施設は、その収益をコンテンツ開発に投入できるほか、小さな面積で多くの消費者を呼び込めるとの見方を示した。
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