ニュース 運輸 作成日:2017年5月8日_記事番号:T00070407
遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)が客室乗務員全体の1割以上に当たる17人を解雇したことを不服として、現職の客室乗務員21人が6日、病気を理由に集団で休暇を取得して抗議の意思を表明。8便が乗員不足により欠航または遅延となった。これを受けて影響拡大を懸念した会社側が態度を軟化、17人の解雇を撤回した。7日付蘋果日報が報じた。
台北松山空港では遠東航空の台湾域内線の便に乗るのに長い行列ができた(6日=中央社)
遠東航空では6日、出勤予定者の46%に当たる21人が休暇を申請。同日に運航を予定していた桃園~ハルビン2便と高雄~澎湖2便が欠航、その他4便で最大1時間遅延するなど乗客898人が影響を受けた。
解雇された客室従業員は、労組を結成して賃上げを求めたところ、予告なく解雇を通告されたとして不当解雇と主張していた。
交通部民用航空局(民航局)は遠東航空に対し、従業員と意思疎通を図り再発防止に努めるよう要求。改善がみられない場合、最高60万~300万台湾元(約220万~1,120万円)の罰金を科すと警告した。
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