ニュース 運輸 作成日:2017年5月8日_記事番号:T00070408
屏東県民の間で台湾高速鉄路(高鉄)の左営駅(高雄)から屏東までの延伸に期待が高まる中、蔡英文総統は6日、大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」では屏東県を忘れないと強調した上で、高鉄延伸については検討中と話して実現に含みを持たせた。自由時報電子版が同日報じた。
蔡総統の発言は有権者の歓心を買うことだけが目的なのか否か、今後の展開が注目される(6日=中央社)
蔡総統は同日の「中華民国屏東県同郷会」の設立大会に出席、「国の発展には地方と都市をつなぐ交通インフラが重要で、屏東県はその重要な指標となる」と話した。賀陳旦交通部長は今年1月、高鉄延伸はコストがかかりすぎるとして否定的な見解を述べていたが、蔡総統の発言からは建設の可能性もうかがえる。
なお、前瞻基礎建設計画で、高鉄延伸に関して屏東県に割り振られた予算は現時点では調査費の800万台湾元(約3,000万円)にすぎない。
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