ニュース 社会 作成日:2017年5月8日_記事番号:T00070417
行政院海岸巡防署(海巡署)第8海巡隊は6日午前5時20分ごろ、澎湖列島の花嶼付近の海域で中国漁船「南澳31049号」が違法操業しているのを発見、臨検を試みたが拒否されたため、威嚇用のゴム弾5発を発射した上、だ捕した。この際、漁船の乗組員2人がゴム弾によりけがをした。中国時報が7日伝えた。
同隊の係官によると、停船して臨検に応じるよう命じたが、中国漁船は速度を上げ、蛇行しながら逃走を図った。漁船員2人は甲板に出て、身を盾にして係官の乗船を拒否した。同隊は放送で数十回、妨害をやめるよう命じたが聞き入れなかったため、致命性のないゴム弾を使って制圧した。
これに対し中国・国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は、「怒りを覚える。台湾側は、両岸(中台)漁民が、伝統的な漁場で操業している事実を尊重するべきだ」と強く抗議した上、漁船と漁民の返還と再発防止を求めた。
同隊によると、5~8月は中国の休漁期で、中国漁船がしばしば台湾側に越境し、澎湖列島周辺などで操業するケースが増えるため、海岸巡防署は警戒を強化している。
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