ニュース 電子 作成日:2017年5月9日_記事番号:T00070422
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の米国預託証券(ADR)が5日に過去最高値を付けたことを受け、台湾株式市場における同社株式の8日終値も202.5台湾元(約760円)と前日比2.53%上昇し、約17年ぶりに200元台を回復した。時価総額は5兆2,500億元と過去最高を更新した。9日付工商時報が報じた。
TSMCの株価は、2000年2月11日に過去最高の終値222元を付けたが、同年4月13日に193元と200元を割り込んで以来、200元台を回復したことはなかった。
モルガンスタンレー証券の詹家鴻・半導体アナリストは、TSMCの株価は今年4月13日の業績説明会後5%上昇したと指摘。上昇要因として▽台湾元高米ドル安で外資の流入が増加▽主要顧客のアップルの第1四半スマートフォン出荷台数と聯発科技(メディアテック)の第1四半期スマホ用チップ出荷枚数が市場の予想を下回ったが、TSMCの株価に影響しなかった──などを挙げた。
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