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UMCとVIS4月減収、スマホ在庫調整で【表】


ニュース 電子 作成日:2017年5月10日_記事番号:T00070447

UMCとVIS4月減収、スマホ在庫調整で【表】

 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)と、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)が9日発表した4月連結売上高は、スマートフォン市場の在庫調整と台湾元高を受けていずれも減収となった。UMCは119億2,600万台湾元(約450億円)で前月比6.5%減。VISは17億1,400万元で、28.5%減と最近約2年で最低となった。10日付経済日報などが伝えた。

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 UMCは、28ナノメートル製造プロセス製品の出荷が減少したものの、第2四半期通期ではウエハー出荷量と平均販売価格(ASP)は前期並みとみている。このことから、売上高は5月、6月と段階的に上向くものと予想される。

 VISは、台湾元高の影響に加え、取引先の需要が拡大しないため、第2四半期通期の連結売上高は前期比0.2~7.4%減の58億5,000万~62億5,000万元との見通しを示した。第3四半期は指紋認証ICの受注開始後、ハイシーズン効果が期待できるとみている。