ニュース 電子 作成日:2017年5月10日_記事番号:T00070448
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は9日の董事会で、設備投資予算380億7,330万台湾元(約1,400億円)を承認した。先進製造プロセスへの移行や生産能力拡充、ロジックICから特殊ICへの一部生産ラインの転換などに充てる予定だ。10日付工商時報が報じた。
TSMCは今年、10ナノメートル製造プロセスが量産に入ったほか、7ナノプロセスもシリコン実証を終え、第2四半期に入り試験生産を開始した。来年、量産に入る見通しだ。
同社は、極端紫外線(EUV)リソグラフィー技術の導入を急いでおり、2019年にEUV技術を採用した「7+」ナノプロセスで量産を開始する予定だ。開発中の5ナノプロセスでもEUV技術を採用し、19年上半期に試験生産に入る予定だ。
先進パッケージング(封止)技術については、同社は昨年、統合ファンアウト型ウエハーレベルパッケージ(InFO-WLP)技術で量産を開始。次世代InFOソリューションのシリコン実証も完了しており、今年中に10ナノプロセス製品で採用が見込まれている。
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