ニュース 電子 作成日:2017年5月10日_記事番号:T00070450
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が9日発表した第1四半期純利益は38億8,200万台湾元(約150億円)で前期比33.8%減、前年同期比5.5%減だった。為替差損が前期比2.51倍、前年同期比69.7%増の12億8,100万元に上ったことが要因だ。10日付工商時報が報じた。
ペガトロンの第1四半期連結売上高は2,389億9,900万元で前期比33.7%減、前年同期比6.8%減だった。粗利益率は5%で前期比0.2ポイント上昇、前年同期比0.8ポイント下落した。1株当たり純利益(EPS)は1.51元で過去11四半期で最低だった。
全体の68%を占めるアップルのスマートフォン「iPhone」を含む携帯電話製品売上高は前年同期比4%増だったものの、為替差損が利益を押し下げた。
同社は第2四半期の展望について、ノートパソコンの売上高は前期比20%減、デスクトップPCは5~10%減、非IT製品は微減と予想。林秋炭財務長は、売上高は第2四半期に底を打つとの見方を示した。証券会社は第2四半期売上高は前期比6%減の2,250億元と予測した。
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