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維格餅家、パインケーキの期限改ざん


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年5月10日_記事番号:T00070456

維格餅家、パインケーキの期限改ざん

 パイナップルケーキなどで知られる菓子店、維格餅家が3月から商品の保存期限を改ざんして販売していたことが判明し、士林地方法院検察署と衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)は9日、工場への立入検査を実施し、関係者を取り調べた。10日付中国時報が伝えた。

 取り調べに対し、経営者や従業員は、保存期限が近づいたパイナップルケーキの期限をアルコールを使って消去した上で改ざんしていたことを認めた。経営者の蕭詩錦容疑者は保釈金150万台湾元(約560万円)で保釈された。

 TFDAは期限が改ざんされた商品がどれだけ流通したかは分かっていないとしたものの、改ざんがあった商品の包装に記載された英文表示は「EXP(西元201×0101)」となっていると説明した。

 ある従業員は、2013年の改ざんも見つかったと話した。

 維格餅家は年間1,300万個のパイナップルケーキを販売し、13億元を売り上げていたが、中国人客の減少で売り上げが低迷していたとされる。